投稿日:2017年11月24日|カテゴリ:ブログ

TV報道で騒がれていて人の腎臓ができるということで、素晴らしい進歩だと思います。

ただ、よく読んでみると、ラットの腎臓がマウスのおなかにできるわけで、異種間移植の方法の確立という意味になるんですね。以前から、この考えはあって豚のおなかで、人の腎臓を作ると自治医大にいた時も研究が進んでいました。ただ、そうすると、豚の血液でもなんでもくっついた状態での移植になるから、FDAが2000年にやめようの話になったんだと思います。Nature MedicineだったかにZerotransplantationという題名で、書いてありました。

今後こうやって豚のおなかにその人の腎臓を作って、移植ができます、まではできるわけですが、厚生省が倫理的にこれをやりましょうになるかどうかが大きな山ですね。

SFみたいな話ですが、遺伝子操作して、生まれるまでは行くけど、死んでしまう人を作って、この胎児にご注文の腎臓を作って、生まれると同時に移植するという、過激な話も読んだことがあります。怖いですね。
でも、体外で腎臓ができるということは朗報です。