オンラインHDF 無料送迎について インターネット初診予約

 ■ 透析科の診療時間


 
8:30〜
13:30〜
17:30〜22:00

休診日:日曜日

 ■ 内科の診療時間


 
9:30〜12:30
16:00〜18:30

休診日:木曜日、日曜日、祝日



〒162-0801
東京都新宿区山吹町348 DSDビル4F
有楽町線「江戸川橋駅」より徒歩2分
TEL:03-5229-7717 FAX:03-5229-7718



HDFとは

HDFとは、Hemo Dialysis Filtrationの略で、 日本語では血液濾過透析と言います。HDFはオンラインでなくともできます。またこの治療法は20年以上前からわかっていました。しかし管理が難しい、という理由で多くは行われてきませんでした。私はこの点は許可していただき、いくつかの施設で、2-3人はこの治療を施行しておりました。オンラインHDFは自動化によって管理が簡単になった画期的な方法といえます。ONLINEHDFはヨーロッパで行われており、透析患者様の死亡率を下げるという報告が昨年出ました。糖尿病にもいい影響が出ます。

1.HDF療法

ふつうの透析(HD)では、血液を体から取り出しダイアライザーという穴のあいた中空の糸の中を通させて透析液と触れさせ、それにより血液中の老廃物を排泄させます。穴を通る尿毒素は透析液が薄く、血液が濃いのでこの濃度差によって拡散=Dialysisします。一方濾過(HF)では、血液側に点滴をして圧力を加えて、搾り出します。これは濃度差にはよらずに穴より分子量の大きい物質も透析液側に押し出されます=Filtration。HDFはこの2つの方法を合わせて行うものです。
たとえば、中1日で2kg増えてきた方の場合は、2kg分の水分を取り去らなければいけないので、ダイアライザーを通して2kg分水を引っ張って取り去ります。中空糸の穴を通らないβ2マイクグロブリンなどは通りません。HDFを行うときは、この除水に加え点滴をたとえば8L行います。そうすると、ダイアライザーを通しては、2L+8Lの合計10L穴を通過することになります。この効果で、血圧が安定すると同時に、穴を通りにくい中分子蛋白質などの除去効率も上がり、より透析条件が良くなります。
HDFはより腎臓に近い方法です。正常の腎臓はHFを行っています。血圧を利用して糸球体濾過という方法で一日180LのHFを行っているのです。この意味でHDFのほうが体に近いといえるかも知れません。

2.HDFの理論的根拠

血圧の安定

HDFを行うことで、透析中に血圧が下がりにくくなるとも言われます。
透析中に血圧が下がって問題となる方などには、血圧の維持を目的として行われること もよくあります。HDFを開始して透析中の血圧が安定して下がらなくなり、落ち着いてしっかり除水できるようになりました。
HDFをはじめると、普段の血 圧が落ち着いてきて血圧のお薬を減らしていける方もおられます。

貧血の改善

貧血を治すために、普段は透析のたびにエリスロポイエチンや鉄剤の注射しています。
HDFを開始して同じように治療しているのに貧血は全員改善され、歩いていても息切れがなくなり、体調がよくなりました。
エリスロポイエチン阻害物質が取れるという結果が報告されています。

食欲の改善

HDFで不要な老廃物が除去されることで、調子が良くなり多くの方が食欲が出てくるといわれます。
ただ、食事量が増えることでリンなどの値が高くなることもありますので注意が必要です。
レプチンという食欲抑制物質が取れるという結果が報告されています。

関節痛、しびれの改善

HDFで不要な老廃物が除去されることで、原因不明の関節痛、しびれ、などがよくなります。
いままで、しびれで、いらいらしていた人が落ち着いて、寝られるようになりました。
炎症を引き起こすサイトカインが取れるという結果が報告されています。

糖尿病合併症の改善

糖尿病の合併症;目、神経、血管の合併症;には糖化蛋白(AFEs)が関っております。
HDFではこのような合併症がよくなります。AGEsが取れるという結果が報告されています。

3.私どもの経験

かゆみ、いらいら足は治ります。アミロイドーシスによる痛みも治ります。不眠も多くの人で、治ります。透析中の血圧の低下はよくなります。これらはすぐに改善されます。食欲が出てきたり、全般的に元気になるのは次ぐらいです。汗がでるように、尿が少しでもでるようになった、色が白くなったというにはもう少し時間がかかりますが、改善します。
もちろんなくなる方もいますが、この5年で死亡の原因はカリウムの取りすぎ、事故が多く、心不全の人はいません。果物がおいしい季節には特に注意しています。
オンラインHDFで不利な面は取れすぎてしまうと”思われていた”ことだけです。ビタミンがなくなってしまうなど考えて、注射を足したりしましたが実際にはビタミン不足、アルブミン不足の人はいません。