投稿日:2020年5月4日|カテゴリ:ブログ

新しくNatureに出る予定のコロナの薬探しの論文がすごいです。全米の先端研究が集まったっような話。フランスパスツール研も参加。ウイルス遺伝子から、たんぱく質を解析して332の候補物質をあげ、そこから69の化学物質を検討したものです。今FDAで認められているかその前段階の薬になりうる化合物を検査しています。標的たんぱく質はウイルス特有でなく人も持っているたんぱく質との相互作用が標的なので、すでに薬があるわけです。レムシデビルやアビガンはウイルス特有なので入っていません。ウイルスが減るということと、細胞に有害でないというのを測っているのですが、フォイパンのように浸入だけ抑えるような薬はウイルス量の減少には無効でした。抗がん剤は細胞も死んでいました。結果で、候補として示されているのは、キニーネ、ハロペリドール、クレマスチン、クロペラスチン、プロゲスチンです。副作用がなくというか普通に使われている薬1. クレマスチンは抗ヒスタミン薬タベジールなど、2. クロペラスチンはフスタゾールという咳の薬。3. アプリジンという骨髄腫の薬はキニーネより強いようです。(日本にはなく、スペインで治験中) 今アビガンにしても一般には手に入らない薬ですが、これら処方できる薬を組み合わせて飲めれば初期段階で有効なのかもしれません。私のお勧めはフスタゾール。あくまで結果グラフだけですが細胞毒性がない割にウイルスは減ってます。安い咳止めだし、日本香港ヨーロッパの一部は認可してる。ただし論文でも量が多く必要でpb28という同じ作用の薬を勧めています。