投稿日:2021年11月6日|カテゴリ:ブログ

Covid 19の飲み薬がついに出来たようです。一つはメルクのリトナビルで、アビガン同様にウイルスの核酸の合成を邪魔する薬です。アビガンや、レムデシビルと違い合成を邪魔するというよりは、まちがいを起こしやすくするという薬です。Natureに論文が出ています。もう一つはパクスロピドというコロナが細胞に入るときに必要なプロテアーゼの阻害薬です。昨年のブログで紹介したフォィパンと作用は同じですが、CL3プロテアーゼという更に選択性、特異性の高い阻害薬になります。ファイザーが開発しました。ほかの製薬会社もこの酵素阻害薬を開発してますが、ファイザーが早く出来ました。リトナビルで50%,パクスロピドで85%、両方飲めば90%以上重症化が防がれます。早く承認して使えるようにして欲しいものです。あとは早く診断する事で、当院も検査を早くできるようにしました。

惜しむらくは両方とも日本が同じ仲間の薬を持っていたのにより有効なものを作る競争には勝てなかった事です。つまり核酸合成阻害のアビガン、プロテアーゼ阻害薬のフォィパンでした。