投稿日:2018年6月1日|カテゴリ:ブログ

運動について。

内科の教科書には運動では痩せないと書いてあります。
飢餓状態にして、体重が落ちた後に運動する群と運動しない群を比較した場合、体重が変わるのではなく、リバウンドが運動群で減ったというのが事実として書いてありました。しかし一般にダイエットというと運動が出てきます。
しかし、筋肉が使うのはブドウ糖です。激しい運動をして、汗を流して体重が減ってもブドウ糖が減って、食欲が増してくるか、のどが渇いて水分を補給するかで、結局体重は元に戻るんでしょうね。加圧トレーニング、エアロビックス、水泳、縄跳びとか、消費カロリーを上げる運動方法は筋肉が消費したブドウ糖を脂肪が補うようになって初めて、脂肪燃焼になります。激しい運動は、結局続かないのと、見合った分食事をとって元に戻ってしまうことになるようです。 

ところで、これからは自分の想像ですが、痩せる運動というのはあるのかもしれません。持続可能な有酸素運動がいいことになっています。マラソン、速足のウオーキング。でもなかなか時間がありません。筋肉を鍛えるという意味で、消費カロリーに注目した運動はだめです。しかし、筋肉ではなく、脂肪を燃やすために行うものならどうだろうか?いつも行くアスレティッククラブでランニングマシーンを歩いている人はあんまり痩せてないけど、走っている人は痩せているかも。そう思って考えていました。 


もう一つ、話は変わりますが、医療向けの部分痩せの機械が雑誌に宣伝されていて、リースして、自費で一回何万円とか取ったら儲かんのかなー。これは失言です。でも、どれを見ても脂肪を温めるか、超音波の振動などで揺らす機械になります。この科学的根拠は実は自分が研究をしていた分子の働きと同じでハッとしました。詳しくは述べません。温める、振動を与える、あと、辛子=カプサイシンで脂肪細胞は刺激されます。直接刺激を受けるたんぱく質の研究をしていたのですが、刺激されればレプチンがでて、食欲が抑えられレプチンの伝達がうまくいって摂取エネルギーは少なくなると期待できます。実際自分たちが作ったこの遺伝子のないネズミは時間かけると太ってしまうようです。ということは、運動で、脂肪を刺激するようなものならいいことになります。 


脂肪を振動させるのはランニング、上下動で刺激しています。歩くだけでは振動が伝わらないかも。縄跳びのように飛ぶのもいいですが、長く続かないのと膝を悪くしそうでだめです。飛ぶのなら、プールで飛び跳ねているのなんかはどうでしょう。水の中を歩いているよりはかなりいいと思います。フラフープはいいかもしれません。温めるのが良ければ痩せたい部分は温めて振動するような運動をしてみたらどうだろうか。ちょっとそんな話をしたら、超音波を体に巻き付けるような機械を作りましょう。と、外来の患者さんですが、機器を作るのがお仕事なので。しかし、弱い電気を流す機械はありますよね。 


というわけでまとめると、まず飢餓状態を頑張って一週間、次に温かい格好で汗かきながら、水の中か柔らかいマットの上で、飛び跳ねてる、というか脂肪に振動を与えるというのはどうでしょうか?レプチン抵抗性が改善されてくれば痩せる方向にベクトルが向くはずです。