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マンジャロ🄬、リベルサス🄬などのGLP-1製剤についての詳細①

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どうも鈴木俊嗣です。

私自身が2026年1月8日からジム通いと脂質制限を始めまして。

4月中旬にて、3か月で8㎏以上の減量と、体脂肪率5%の減量に成功しました。

で、そこには当然運動負荷や食事に対する取り組みがあり、薬で何かをしているわけではないのです。

ただそういう生活をしていると、必ず巷で騒がれているやせ薬について聞かれますので。

今回は本腰をいれて、GLP-1製剤の何がやばいのか、を解説します。

というのも、あまりに知識がない状態で処方されたり使用されたりな事例が多すぎるので。

1月時点で軽く書いておきましたが、もう少し詳しく書くことにします。

ただ長くなるので、分割して書きます。

まず薬のことを書く前に、健康な人と糖尿病の人での違いを書きます。

1. インクレチンとは

まず、インクレチン(GLP-1やGIP)が本来、私たちの体でどんな役割を担っているかを説明します。

食べ物が胃から入ってきたことを感知し、膵臓に「そろそろインスリン(血液中の糖分を細胞内に吸収させ、血糖値を下げる)の準備をして」と伝え、同時に胃に「ゆっくり流してね」と合図を送るホルモンです。

胃で分解され糖分が吸収されだすので、あらかじめインスリンを出す準備をしてね、と指令を送っておくわけです。

このホルモンのおかげで、血糖値は急上昇せず、消化もスムーズに進みます。

いわば胃と腸のネットワークをするための中継係です。

2,糖尿病・肥満患者さんで起きている「インクレチンのサボり」

健康な人と糖尿病の人での大きな違いがこれです。

糖尿病や高度な肥満があると、このインクレチンに対する反応が低下します。

膵臓への合図が弱まり、インスリンがうまく出ない。だから血糖値が上がってしまうのです。

だから、「GLP-1受容体作動薬」を補って、膵臓を働かせ、血糖値を下げる。これが本来の治療の姿です。

詳しく書くと、2型糖尿病におけるインクレチン効果の減弱は、GIP受容体のダウンレギュレーション(いわば反応が鈍くなる)と、持続的な高血糖による受容体の脱感作(受容体が感知されなくなっている)ということです。

もう一つは糖尿病や肥満患者の体では、炎症によってインクレチンが働けなくなっている状態になります。

健常人のように正常に動いているシステムを薬で無理やり上書きするのとは、医学的な意味が全く異なる、ということです

3,もしこれを健康な人に使うと?

つまりは糖尿病の患者さんについては、この薬を使うことで反応が落ちたり反応しなくなっている

ネットワークを正常に近づけようとしている、というわけです。

ところが、これを健康な人に使うと。

単なる「過剰摂取」であり、それが胆道系への致命的な負荷(うっ滞)に直結してしまいます。

次回、健康な人に懸念される重篤な副作用について、最新の論文から解説します。

まずは健常人と糖尿病の人での違いを説明しました。

それではまた。

引用論文

Nauck M, et al. Diabetologia (1986)

Pathogenesis of Type 2 Diabetes Mellitus(Feingold KR, Adler RA, Ahmed SF, et al., editors.South Dartmouth (MA): MDText.com, Inc.; 2000-

GLP-1 and GIP Receptor Dual or Triple Agonists in MASLD,Aliment Pharmacol Ther. 2025 Jun;61(12):1872-1888. 

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