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腎臓に悪いとされること(おまけの雑談)

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アルコールは、実は腎臓にとって大きな問題にはならないと確認されています。過度の摂取はもちろん良くありませんが、適度な範囲であれば腎機能への影響は心配いらないということです。
 
よく「リンを含む食事は腎臓に悪い」と言われることがありますが、これも誤解です。リンが体内に過剰に蓄積するのは、腎機能が3分の1以下に低下してからの話です。それまでは、腎臓がきちんと処理してくれます。
 
リンが多い食べ物の例として、ジャンクフード(たとえばハンバーガーなど)が挙げられます。過去には、健康な人にハンバーガーをたくさん食べさせた実験がありましたが、腎機能が悪化することはなかったそうです。ただ、バイオリズム(生活のリズム)は乱れる傾向があるようです。
 
塩分についても同様で、血圧が高くなければ腎臓でしっかり処理できます。たんぱく質の摂りすぎも、腎機能が落ちてから問題になることがほとんどです。
つまり、高齢になると腎機能が自然と低下しているため、過剰なものが体にとって毒になってしまう、ということなのです。
 
とはいえ、若い人であっても注意が必要なものがあります。それが「嗜好品」です。たとえば漢方薬の種類によっては腎臓に負担がかかることがあり、場合によってはアロマにも毒性があると言われています。最近話題になった紅麹も、発酵の過程でカビ毒を出してしまうと危険です。
 
鈴木誠

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